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ニュースリリース

「Webアクセシビリティ」教育の推進に向けて -障がい者の視点に立った実践的な通信教育を共同開発-

エヌ・ティ・ティ ラーニングシステムズ株式会社
NTTクラルティ株式会社

「Webアクセシビリティ」教育の推進に向けて
障がい者の視点に立った実践的な通信教育を共同開発

 

エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ株式会社(以下、NTTLS 本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田昭彦)と NTTグループにおける障がい者の雇用促進を目的とした特例子会社であるNTTクラルティ株式会社 (以下、NTTクラルティ 本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:丸山直樹)は、 ユビキタス社会に求められるWebサイト技術である「Webアクセシビリティ」について実践的な知識が習得できる通信教育講座を共同で開発し、3月上旬より販売開始します。

近年よく耳にする「ユニバーサルデザイン(以下、UD)」は、「人種、性別、年齢、身体的特徴などに関わらず、できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、 建物、空間をデザインする」という意味を持っています。これまでUDは、製品、建物、空間など物理的な対象が考え方の中心でしたが、Webの利用者が増えたこともあり、 Webサイトやソフトウェアにも求められるようになってきました。すべての人がWebサイトにアクセスでき、利用できるかどうかは、 「Webアクセシビリティ」という言葉で表されます。
Webアクセシビリティは、JIS規格や法令制定を背景に、その必要性は認識されつつありますが、まだ、十分な対応には至っていません。 Webサイトを製作・提供する自治体や企業はもとより、広く一般への教育・啓発が急務となっています。

情報通信技術がユビキタス社会を実現するための最も重要なツールという考えにもとづき、通信教育をはじめとした教育・研修事業を行うNTTLSと、 NTT クラルティは、お互いの持つ知識・ノウハウを融合し、実践的なWebアクセシビリティの通信教育講座を共同開発することとなりました。

【講座の特徴】

従来のWebアクセシビリティ研修は、JIS規格に則って行われていますが、JIS規格の中には「・・・した方が望ましい」といった抽象的な表現が多く、 具体的にどうしたらよいかはWeb設計者に任されることが多いため、結局は健常者の視点でのアクセシビリティ対応となっていました。

本講座は、NTTクラルティの社員自らが教材の開発に携わることにより、障がい者の視点からWebアクセシビリティを説明した教材となっています。 JIS規格のガイドラインをクリアするだけではなく、「このようにすると更に使い勝手が良くなる」といった当事者ならではのアドバイスを盛り込んでいることが特徴であり、 サイト構築の経験がない人でもWebアクセシビリティについて体系的に学べるという点では業界初の講座といえます。

【講座の内容】

講座名
「Webアクセシビリティ ~誰もが使える優しいサイトへ~」
受講料
※販売開始より9月30日までの半年間、社会貢献割引価格にてご提供します。
個人
<定価> 27,720円 → <社会貢献割引価格> 25,410円/人(税込)
団体
<定価> 25,410円 → <社会貢献割引価格> 23,100円/人(税込)
開講時期
2008年5月1日(木)
商品内容
テキスト1冊
標準学習期間
2ヶ月(在籍期間4ヶ月)
主なカリキュラム
・アクセシビリティを必要とするのはどんな人?
・こんな方法で利用している人も
・ケーススタディ -アクセシビリティを学ぶ-  ほか

 

お申込み方法
Webアクセシビリティ ~誰もが使える優しいサイトへ~(新しいウインドウが開きます)

 

【受講対象者】

初級レベル

  • お客さまのWebサイト構築を行う人
  • 会社や個人でWebサイトを立ち上げている人、これから立ち上げようとしている人

【受講による効果および習得スキル】

  • Webアクセシビリティ、ユニバーサルデザインの考え方を理解できます。
  • Webアクセシビリティを実現するWebサイトの構築に役立ちます。
  • 身近な事例を参照しながら学習することで、チェックポイントが明確になり、Webアクセシビリティについて評価ができるようになります。
  • Webアクセシビリティが重要視されている理由を理解することで、CSRの意識向上につながります。

【NTTクラルティ・NTTLSの紹介、ならびにWebアクセシビリティへの取組みについて】

NTTグループでは、2004年11月に発表された中期経営戦略において「安心・安全で便利なブロードバンド・ユビキタスサービスの開発・提供に積極的に取り組む。」 と宣言しています。

  1. NTTクラルティ  http://www.ntt-claruty.co.jp/

    NTTグループにおける障がい者の雇用促進を目的とした特例子会社として2004年7月に設立されました。2008年3月1日現在、 視覚・聴覚・肢体不自由などの障がいのある社員67名を含む、105名が働いています。
    設立当初から、インターネット上のバリアフリー化の促進に貢献することを目指し、障がい者向けポータルサイトの運営や、 Webサイトのアクセシビリティの診断・市役所職員向け研修などを行ってきました。また、NTTドコモと連携して開催している障がい者向けケータイ活用講座では、 NTTドコモが2007 年に受賞した、内閣府「バリアフリー化推進功労者表彰」に貢献できました。この他にも、保存書類を電子化し情報の有効活用を図る文書電子化サービス、 NTTの各種料金に関する電話対応業務など、個々人の能力を発揮した業務を行っています。

  2. NTTLS  http://www.nttls.co.jp(新しいウインドウが開きます)

    NTTグループの教育・研修部門を担当する会社として1987年に創立し、NTTグループを始めとした多くの企業の人材育成業務に貢献しながら、 インターネットや映像事業へと業務領域を拡大してまいりました。 特にインターネット事業では、JISX8341-3規格の制定前後からNTTグループ関連企業のサイト構築・運用に携わる中で、 NTTクラルティとサイト構築や自社ポータルサイト開設等で連携を図り、UDのノウハウの共有、展開を実施してまいりました。現在もそのノウハウを活かし、 中央官庁や地方自治体の公共分野、ならびに多くの企業のWebサイト構築・運用を行っています。(以下、NTTLSが構築したサイトの一例)

【今後の展開】

Webアクセシビリティは、まだまだ「義務的」「規則的」な捉え方をされており、社会に広く重要性が認知されるレベルに至っていないのが現状です。 しかし、将来的にはインターネットやHTMLを学習する冒頭の段階で、Webアクセシビリティに関する説明が組み込まれることにより、 インターネットでの常識的な知識として浸透していくことを理想としています。

そのためにNTTLSならびにNTTクラルティでは、今回の通信教育の教材を元にして、 更に大規模に学習することが可能な集合研修やeラーニング教材などの開発を進めていく予定です。

【本件に関するお問い合わせ先】
エヌ・ティ・ティ ラーニングシステムズ株式会社
総合研修事業部 永田、伊関、島田  電話:03-3440-4354
総務部 広報室 箕輪  電話:03-5440-2716
NTTクラルティ株式会社
メディア開発部 小高  電話:0422-50-8347
経営企画部 筒井、山口  電話:0422-50-8341