Profile

自分の苦手を克服し
リーダーとして成長できた

ビジネスサービス部　東京設備センタ

主任　T.S

2018年入社

※所属・役職は取材当時のものです。

実習で入社前の不安を解消
受託業務のリーダーとしてチームをけん引
苦手を克服して感じた大きなやりがい
互いにサポートし合い研鑽し合う職場
みんなが安定して働ける会社を目指したい
障がいを理解した上で前向きに

実習で入社前の不安を解消

就職活動の中で、NTTグループの通信事業に携われることに魅力を感じ、事務職の希望ともマッチしたので入社を決めました。
当時私は、体調不良で前職を退職後、就労移行支援事業所で約9か月、コミュニケーションやストレスコントロールの訓練を受け、自分自身を理解したところでした。
再就職への不安もありましたが、実習の機会があり、実際に配属予定の職場で業務体験ができたので、面接だけでは分からない具体的な仕事内容や職場の雰囲気も分かり、安心して入社することができました。

受託業務のリーダーとしてチームをけん引

入社後は東京設備センタに配属されました。入社前の印象どおり、社会的に重要な通信インフラを支える業務なので、誇りを持って続けています。
一時期、障がいが原因で体調を崩したこともありましたが、家族や医師に相談し、社内でも所長をはじめ上長や周囲の協力を得ることで、自身の障がいとの向き合い方を自分なりに見定めて復職することができました。
その結果、就業中の好不調の波が小さくなり、2022年からはサービスチームのリーダーとして、7名のメンバーをまとめるまでになりました。
担当業務はNTT東日本グループ各社からの受託業務関連の事務処理で、支払・専用端末での登録作業などが中心です。リーダーとしての役割は、担当業務の進捗管理、メンバーの体調確認や担当メンバーへの業務の割り振りなどです。

苦手を克服して感じた大きなやりがい

私は広汎性発達障がいの診断を受けています。他者との協働やコミュニケーションはもともと苦手ですし、リーダーの仕事も苦手分野の一つです。
そんな私が、所長をはじめ、上長のアドバイスや周囲とのコミュニケーションを大切にして仕事を続けてきた結果、苦手を克服して「自分でもリーダーができる」「皆とつながって一緒に仕事を進めていける」と実感できたときは、大変大きなやりがいを感じることができました。
また、「障がい理解研修」では、当社での経験をテーマに講師を務めたこともあります。人前に立って話をするのも正直なところ苦手分野ですが、事前にしっかり準備して臨むことで克服できました。

互いにサポートし合い研鑽し合う職場

NTTクラルティは、障がい者が働きやすい社会・職場の実現に向けて、明確な経営理念とビジョンを持つ会社です。
私のチームではみんながお互いにサポートし合あうことで、働きやすい雰囲気につながっています。私は物事へのこだわりが強く、仕事に集中し過ぎる特性がありますが、そんなときは上長や周囲の仲間が自然に声をかけてくれて、気持ちをほぐしてくれます。
また、自分自身が「こういう特性の人にはこう接すればいい」「自分ならこう接してほしい」と考えることで、リーダーとしても、一人の人間としても少し成長できたと感じています。

みんなが安定して働ける会社を目指したい

会社員としてのキャリアを考えると、現在の仕事の延長線上で、役職や給料といった客観的な指標を向上させることももちろん大事です。
しかし、私はそれ以上に、社内で今できることを積み上げて、みんなが安定して働ける会社を、全社員が一丸となって目指したいと考えています。
また、働くことに不安を抱えている方にも安心して働けるように考えていきたいですね。

障がいを理解した上で前向きに

私は毎日、どんなに小さなことでも構わないので、一つでも二つでも「きのうの自分よりできるようになろう」と意識するようにしています。
自分の中の改善意識や、小さな成功体験を積み重ねることで自信が生まれ「これならやっていける」という実感が得られるからです。
私が当社に向いていると思う方は、経営理念やビジョンに共感できる人です。
そして、自分の障がいと向き合い、理解した上で「皆と一緒に働いていこう」と前向きに考えられる人なら、誰でも頑張っていける職場です。ぜひ私たちと一緒に働きましょう。